離職しない為にどうすれば良いかを考える
厚生労働省が発表している介護職員の全体の離職率は19年度の27.4%から25年度の21.7%へと減少しています。
ただ、人によっては採用された後に、仕事を辞めてしまう方も一定数いるので介護業界に就職する方は、離職率しないような工夫が必要です。
会社を辞めると、本人にとっても仕事を失うというデメリットが生まれますし、事業所側にとってもまた一から人を育てなければならなくなるのでデメリットとなります。
お互いに損をしないためにも、事業所や求人選びは慎重になっていきましょう。
そして、「離職する理由を知る」ことが仕事を辞めないために重要です。
介護業界の一般的な離職理由としては、給料や仕事内容、人間関係などが挙げられます。
給料については求人情報に書かれていますので、賞与や手当も含めてよく確認し、納得がいく金額がもらえる所へ就職すると良いです。
そして、仕事内容については職種や施設選びが肝心です。
職種も介護職員は身体介助などで大変な事も出てきますが、相談員なら介助などの作業は入らないので比較的楽になります。
また、施設も重度の認知症高齢者も多い特別養護老人ホームより、デイサービス等やグループホームの方が仕事は簡単な場合もあります。
未経験で体力的にも心配がある方は、まずは比較的簡単と言われている施設や職種に就いて働くのが無難な方法です。
最後に人間関係についてですが、これは施設や事業所への見学や説明会、働いた方の口コミなどである程度知ることが可能です。